パンドラ。

メフィスト
という雑誌？　がある。
これは本格系の推理小説などが
寄せ集められた季刊誌。
そういった類のもので新しく
パンドラ
というのが創刊されたそうだ。
このパンドラ・・・
何が凄いかって
分厚さが半端無い。。。


小説を探していた時にそれを見たのだけれど、
厚いね・・・。
部屋にあるどの本よりも厚い・・。
恐らく京極のハード並だろう。
それが何と
二冊だ(´・ω・｀)
Aパート、Bパートと二巻同時創刊・・。
AがなんでBがなんでとは分からなかったが
二冊を重ねてみるとトンでもない事に。。。
しかしこのパンドラ。
掲載されているジャンルは小説だけに留まらず、
最近の傾向だろうか、
漫画（いわゆる原作が小説家作成ってタイプのもの）もあった。
どれも書き下ろしばかりの様子で、
若干引き立て感には弱いかもしれない。
タイトルで掴めないなら作者名で・・・。
戯言などで御馴染みの維新が
常識ハズレな二巻ともに巻頭に書下ろしを掲載している・・。
奥のほうに進めば、刀狩（だったかな？）などの
監修アリの設定資料のようなものも・・・。
計100P余りかも知れないが、
これだけを見ると
パンドラ＝維新祭り
ってことに？

にしてもこの人・・・、
どれだけ引き出しを持っているんだろうか・・・。
それ以上に書く量数が多過ぎる。。。

ネタの蓄積なのか、
それとも湯水のように湧いてくるのか・・。
アレを見てしまうと何とも羨ましく・・・。

作業の方は最近停滞気味。
今書いているものも短編だったはずが、
どんどんと長引いている始末・・。
今後の舞台の根幹部となる部分の
初期処置って位置づけなためか、
練り直している部分が多いせいかもしれない・・。
加えて、最近はちょいと考え事に回す時間が減ったためか
作業の停滞を長引かせている要因の一つかもしれない。

寄せ集めのネタばかりなため、
接合部分が綺麗にいかないと
どうも書いている本人が興ざめしてくる状態。
バラバラに買い集めていたら、
いざ組み立てようとすると形が・色が合わない
なーんて感じでしょうかねぇ・・・。
小さなズレを正す　強引なまでの論理　が
カチリと出てこない・・。

皮肉なことに雑誌パンドラと同名の品が登場してくるのだが、
これもどの逸話を用いようかと悩んでもいたり・・。
よく聞くタイプといえば、
107の絶望・大罪の開放、そして最後に残るのが希望
ってヤツ。
ここで一つ引っかかるのが108の煩悩とのズレだわね。
一説によると、箱の中身は108の絶望・大罪で、
最後に残ったものを　見なかった　というもの。
残ったものを見るという　結末　を知るのが怖くて
良い方に解釈＝希望を持った
ために、希望が残ったという感じのものだ。
この辺の足元をもっと固めるために、
本を読まないとなぁ・・・。