PS。

BSで連日押井作品を解説つきでやってたんだけどさ、
パトレイバーはいいねぇ・・
TV放送当時はただ見てただけの人だけど、
裏側を少し聞くと意外と印象すら変わってくるもんだわ。
あまり思わなかったけどさ、
ロボものにしては
ロボ自体の活躍シーンは基本的に少なめ
なんだよね。
まぁグリフォンあたりではロボアクションが
前面に出てきますが・・
ヒューマンドラマあたりでほとんど構成されている。
コックピットビューも独特というか、
首の下から操者の顔を出して
目視出来るというのがなんとも珍しい。
確か下部にスライドして閉鎖式にもなれたはずだが、
どうにもそうゆうシーンのほうが目に付くため、
操者の安全性は子供ながら危険だと思ったものだ・・。

時期として、丁度九州から引っ越して来て
間もない頃にTV放送が始まったためか
それ前後の動きに関してはほとんど知らない。
メディア情報の少なさだけは覚えてる・・。
さてそれに加えて、あの頃の周りが
ジャンプ一色だったためにサンデー連載の時期も
よく分かっちゃおらん。
そういえばコミックも全部読んだこともなかったな・・。
正直、どっちでもよいのだが
OVAから始まり、各メディア展開していった作品としては
かなりの古株に当たる気がする。
ガンダムなんかとはまた違った、ロボットもの
そういったコンセプトなどあったそうだ。

今となっては史実が過去
という結構変わった作品になってしまっている。
近未来的な設定ではあったが、
今現在ではあぁいった類のロボット開発は
さっぱり聞き及んでもいない。
重量的な問題もあるが、
まだまだ二足歩行もオートバランサも
及第点には遠いのかもしれない。

あたしがパトレイバーを好きな点としては
現実味のあるフィクション
というところだろうか。
ガンダムなどのいわゆる空想科学も嫌いではないが、
生活観がかなり近い現実味のある方が好みだ。
次にある意味で時代が追い越してしまうのはエヴァさん。
あと8年余りで並んでしまうが、
あっちは少々デンパ寄りなので気にしないがのぅ。
現代的な流れを汲んだフィクションてのも、
なかなか難しいものだ。

あたしがちょろちょろと書いている小説も
現実味のあるウソの未来である。
頃合いとしては2040-60年あたりなのだが・・
環境的な予測は出来ても、
科学技術に関してはいつ大躍進を果たすか
分かったもんではない。
PCの進化とかを見ていると、そう思って他ならない。

さて、あたしの小説の中にも
ロボットっぽいものが登場する。
・・が、いろんなものの寄せ集めなところがあるためか、
はっきりとは登場させる予定がないという空しいところ。
大体、考えていた時期に受けた影響が
アリアリと見て取れるため、
数年置きに削り出しと継ぎ足しを必要とするのがねぇ・・。
最終構想がまとまってない賜物（？）かしらね。

PowerｄSuit。
人体の補助的な外部骨格を伴った機械
って感じのものかしら。
もっとも初期的な構想イメージに近いものは
エイリアン2で出てくるパワードスーツだ。
ラストの母船内でマザーと対決してたときに使ったアレだ。
工具的な要素から汎用性を拡大し、
外装を装着してやや大型化（8-10ｍサイズ）していく構想になっている。
自然災害などが多く発生するその世界では、
レスキュー的な要素から開発が進み、
耐火性・耐水性・走破性など多くのイレギュラーでも
運用可能な高い汎用性を持った機体が出来上がっていくのであった。

・・が、ぶっちゃけてしまうと
以降の設定はフルメタのAS構想がもっとも近くなってしまっている。
動力源に核を積むわけにも行かず・・
バッテリー＞オイルエンジン＞ガスエンジン＞水素系エンジン
と、ネタ切れもいいところだ。
この後は好例のSF路線に入ってしまうので、
ゼノギアス風な構想に替わって行ってしまう。
ま、そんなところまで書く気もなく、
ただ考えただけのお話なので
考えているだけなら　タダ　かなと（－－