んごごご。

揺れてますね・・。


止まぬ余震。
移動していく震源。
内陸断層直下型でかつ、断層帯の交差点的な
位置にある熊本と。
長い目で見れば起こるべくものが起こった
ということなのだろう・・。
過去の記録にない短時間の連鎖的な地震は単に、
記録そのものが取れていなかったとか、
あったとしてもこれほど大きなものにならなかったのかも知れない。
もっとも、あれだけ山の多い九州だ──、
歪みになりうる箇所など多数あり、
加えて阿蘇山からの堆積物で過去の痕跡など見えなくなっていたり、
地表部はとくに脆弱な部分が多くなってもいる。
今現在も続く、収束のまったく見えない余震が
更なる被害を拡大し、外部からの手も回らない状態だ。

津波がなければ復興は早い──、
などと言われたこともあったが、
熊本大分のあの惨状を見ると、
とてもそうとは思えない。
行政特有のアクションの遅さを想像出来てしまうが、
行政を執行する側も被災者である。
毎度のことではあるが、折角作られたマニュアルも
対応を求められるものの多さに早くも意味のないものになっていることだろう。
東日本のときのように広域だと対応の遅さも仕方がないところを感じるが、
ある程度（とはいえほぼほぼ九州の半分だ）限定できるのであれば、
それ以外の地域から、ないし自衛隊やそれに次ぐノウハウを有した機関を
現地に送り込んで陣頭指揮させるとか、運営をバックアップするとか、
何かありようがあるんではないのだろうか・・。

正直、第一報を知ったときは
『これからしばらく続く速報（メール）にビクビクするが良い』
などと、不謹慎にも思ったものでありました・・。
何せ、東日本のときの話を聞かせたときに
なかなか辛さが伝わらなかった覚えがあったもので('-`) 親戚に
ただ、一晩明けたらさすがにそんな思いは冗談でも言うものではないと。。
一報が前震で、二日後に本震がやってくるとか、
その後も一定の方向に震源域が拡大したり、移動したり、
海溝型と違って津波の可能性こそかなり低いものの、
ほぼダイレクトで揺れが来るものだから
建築物そのものが凶器でしかない・・。
加えて九州は黒瓦の家が多かった印象がある。
いわゆる　昭和　な風景の家だ。
市街地から外れたような郊外都市であればあるほど、古い民家が多く、
また道路状態も道幅などを含めてけして良いとは言えていないだろう。

ちなみにだが、ウチは大分生まれである。
小さいときに住んでいた家の前の道路は
子供の足を取るには十分過ぎるほどの
欠けたアスファルトの傷（しわようなものや亀裂）が
いくつもあったのだ。
工事具合が良くなかったのか、それとも舗装されてからかなり時間が経過していて
劣化が酷かったのか、そのあたりはもう分からないが、
主要道路を除けば、住宅地を走る道はあまり良くないところが多かった覚えがある。
もっとも、すでに20数年前のことなので今現在がどうかは知らないが。

自宅には居たくないが、地元から離れるわけにもいかない。
あんな状態で仕事とかそのあたりがどうなっているのかは
行政を除くとさっぱり分からないが、
普通に考えると職場も被災しており、操業出来る状態にないことは
想像に難くない。
いっそ、どこか県外に一時避難出来るのならそうしたらいいのにとも思うが・・
そういう発想には恐らく結びつかないのだろう。
帰巣本能というか、何というか・・
あぁゆうときほどそういったもの（心理状態？）が強く働くのだろうか・・。
もっとも、誰しもが別の土地にセーフハウスなど持っているわけもなく、
都合よく親戚が各地に点在している一族もそう多くは居まい。
公共交通機関がほぼ使えない状態になると移動手段は一気に限られてくる。
何か、効率的な避難や避難生活の補助など出来るものはないのだろうかと、
このたびの地震、その報道を見ていて思う。。
あと、地震発生から72時間はせめて、共同取材陣のみが
現地で取材するカタチにするとか、こっちもなんかあるだろう・・。
そして、いつか起こるであろう南海トラフ系の地震だ。
関東の直下型も忘れてはいけない。
熊本の地震で地震のパワーバランスは変わり始めている。
明日か、明後日か、それとも何十、・・・何百年後か(´・ω・｀) 
いち早い安定や復興を願いつつ、見直すべき箇所も精査しながら
そしてまた今日も（？）
寝落ちである_ﾉ乙( ﾝ、)_


何だか震源が天草寄りに動いてるな・・・。
そっち・・・・
原発ありまっせ？( 'Д`)